産駒の能力関連

3歳1月1週

この時期から、競走馬のコメント等から能力をある程度把握することができます。

最初にやってもらいたい事は、1月1週から2月4週まで競走馬のコメントを見ていただきたい。

毎週コメントを確認する事で、さまざまなコメントを見る事ができます(例外あり)。

また、3月1週からループします。


スピードについて

産駒のスピード(初期値)が35以上ある場合にコメントされます。

初期値35=KSP0とも呼ばれます。

産駒のスピードMAX値は109+ニトロ指数まで。

初期値は、成長型別にMAX値からの割合が異なります。

スピードのある晩成馬でも、スピードコメントが無い場合もあるので注意が必要です。

また、同じ成長型でも最大10%バラつきがあります。

各週毎に8ずつループしてます。

よく「1回り下だった!」などと表現する事がありますが、上記がもとになっています。


スピードの自然成長

遅普通型以降の産駒はスピードの自然成長と言うものがあり、3歳4月2週から毎週初期値が1ずつ増えます。

初期値はMAX値の50%(0.5切捨て)まで成長し、成長が止まった時点でデビューOKのコメントをもらえます

1月から2月にかけてスピードコメントをもらえなかった場合、4月2週以降にもらえる場合もあるので注意しましょう。

この場合、スピードコメントが出た時点が初期値35になるので正確な数値が計算できます


【計算式】 (35+n週)×2=p+


例:遅普通型で、2月4週にスピードコメントがあった産駒で、デビューが5月4週だった場合4月2週から5月4週までの7週がnに当てはまります。。

(35+7)×2=84以上確定

上記の表に当てはめると、84以上確定になっているので86・94・102のどれかになります。

スタミナについて

産駒のスタミナ(初期値)が35以上ある場合にコメントされます。

初期値は、成長型に関係なく50%(0.5切捨て)になります。

スタミナの数値はスピードより簡単に計算することができます。


放牧耐え

3歳1月1週から厩舎に入厩でき、さらに放牧に出すとスタミナの初期値が4減ります。

つまり、初期値が仮に35だった場合は31に減っているのでスタミナコメントが出なくなります。

初期値が高ければ、1回の放牧に対してコメントが消える事はありません。

初期値が仮に39だった場合は、1回の放牧で35まで減らされるわけですが、35以上でスタミナコメントが出るわけですからコメントは残ります。

これを1耐えと言います。

スタミナが1耐えだった産駒は、2回目の放牧に耐えれるか調べてみましょう。

もちろん、2回耐える事が出来たら2耐え(初期値が35+4+4以上)です。

2回耐えれなかった産駒は、1耐えだった産駒は初期値が39+αとなります。

+αについては、初期値が39~42の間だと言う事です。

スタミナに関しては、初期値が50%になっているので、78~84と分かります。

さらに詳しくスタミナを計る方法もあります。

放牧をするときに、スタミナの初期値を1だけ減らすことも出来るので詳しい初期値がわかります。

簡単です。放牧する前にダート・ウッドの強めを3回行えばいいのです。

放牧を2回目耐えることが出来なかった産駒は、一度ハードを切り再度調べます。

2回目の放牧の前に、ダート強めを3回行って放牧します。

これで、スタミナコメントが残ったら1.25耐えと呼びます。

2回で残ったら1.50耐え、1回なら1.75耐えと言います。

これで、スタミナはわずか1の誤差まで調べ尽くせます。

耐え数の表は最大値を表しています。

早熟などの成長型は2回しか放牧耐えが出来ない!?

大丈夫です、そんな事はありません。

早熟型や早めの晩成型は、デビューOKコメントが出ると能力に関するコメントが出なくなります

この場合、一度入厩してから併せなどの調教を行い、競走馬の調子コメントを下がり目にします。

「良くも悪くも・・・」から「カイ食いが・・・」までの間で放牧をします。

すると、スタミナコメントが復活しています。なるべくスタミナコメントを言われる週に放牧するのがベストです。

これで、3歳中にどの馬でもスタミナを細かく調べることが出来ます。

※SP値が低い競走馬の場合、スピードの蓋やMAX値まで到達すると、芝・坂路調教を行うと、ループしてスタミナ値がアップしてしまうので注意してください。

勝負根性について

産駒の根性(初期値)が35以上ある場合にコメントされます。

初期値は、成長型に関係なく50%(0.5切捨て)になります。

勝負根性のMAX値は1~99の間で出るようです。

根性の数値化はスタミナとほぼ同じやり方です。

条件として、牧場に温泉がある事が前提になります。


放牧する際に、温泉に預けると根性値が1減ります。

これを活用すれば、温泉に預けた回数で根性コメントが無くなるかを見ます。

根性コメントが35で発生するので、温泉5回でコメントが消えた場合、現在値が39と分かりますので根性MAX値が79か78と分かります。


【計算式】 (35+n回)×2=p+


温泉回数=n p+=MAX値

気性について

産駒の気性(初期値)が50以上ある場合にコメントされます。

初期値は成長型別に異なっていますが、コメントや一杯調教を行う事で、ある程度分かる事ができます。

今までの中では紹介していませんでしたが、2歳時のコメントがここで活躍します。

それは、「賢い」のコメント(詳細は未調査)。

このコメントが出る場合は、気性のMAX値が70以上ある事を示しています。

ただ単に気性値だけが関わるのかは不明です。

遅普通馬以降の場合、落ち着きコメントが出ることはありません。

ただし根性を数値化するやり方を参考に、一杯調教をすることで、落ち着きコメントを出すことが出来ます。

現在値が分かれば、逆算してMAX値が求められます。

超早熟~普通馬で、落ち着きコメントが出た場合のMAX値の最低値