サラブレ1998年2月号part1(ダビスタ虎の巻~生産編~)

今回は、かなり初心者向けの内容です。

私も初心に帰ってみますか。


【インブリード】

配合するときに、血統画面の馬名が赤くなる。それがインブリードだ。父と母の5代前までに同じ血をもっている場合に成立する。能力アップがあらかじめ設定されている血があるのでそれらを使うと効果的。


【インブリードの弊害】

能力アップを期待できるインブリードだが、近親配合になるので悪影響もある。生まれてくる産駒の体質や気性が悪くなることが多いのだ。また、インブリードを8本以上作ると「危険配合」になってしまう。


【有効なインブリード】

もっとも多く使われるのは、スピードダブルアップだろう。ダブルアップと言っても単純にスピードアップの二倍というワケではなく、よりスピードアップといったもの。その他にスタミナ、底カアップがある。


【逆効果インブリード】

有効なインブリードに対して、気性難など逆効果なものもある。例えば、セクレタリアトのインブリード効果は気性難のみ。ザミンストレルも底カダウンのみだ。わざわざ作る人はいないと思うが注意が必要。


【インブリードのポイント】

96では有効なクロスは多ければ多いほど効果的だったが、PS版ではあまり多くても効果的ではない。

スピード、スタミナ、負根性のクロスをそれぞれひとつ、多くてもふたつ。それでも充分効果的だ。


【ニックス】

あらかじめ設定された父系があり、その中でも相性の良い系統がある。相性の良い系統同士の配合を「ニックス」と呼ぶ。しかし、シンボリルドルフのマイバブー系などのニックスできない系統もあるので注意。


【ニックスの効果】

ニックスの効果は、スピード、スタミナなどの能力が底上げされるというもの。しかも、インブリードとは違い、体質や気性に悪影響はまったくないので安心して使える配合テクニックなのである。


【ニックスの注意】

配合時にニックスが成立するときのコメントは、「理想的な配合です」と「なかなか相性が良さそうです」という2種類ある。種付け料450万以下は後者のコメントになるが、どちらもニックスなのだ。


【ニックスのポイント】

ニックス+インブリードの配合では、勝負根性はアップしない。しかし、スタミナ、スタミナがより強調されるので有効な配合手段。勝負根性にこだわるならば底力Aの種牡馬を使おう。B、Cだとキツイぞ。


【面白い配合】

父と母の4代前の系統(ニックスの系統ではない)が8頭中6頭違う系統だと成立する場合。面白配合の効果はズバリ底力アップ。つまり負根性が付きやすいのだ。ニックスと同様体質、気性に悪影響はない。


【面白配合解説】

例えば4代前の8傾倒が①④①⑦①⑧6⑦という系統だとする。これは①が3つ、⑦がひとつ重なっている。このように系統が重なっているときは1系統と数えるので、この場合は5系統。つまり非面白だ。


【面白の系統】

面白の系統は全部で13種類。もっとも多くの馬が持っているのは、ファロス系。ナスルーラやノーザンダンサー、ヘイルトゥリーズンなどのメジャーどころはファロス系。面白を考えるときに邪魔な存在となる。


【絶対根性の法則】

母父と父の底力のパラメーターがAで、なおかつ面白配合で産まれる馬には、100パーセント勝負根性コメントが出る。例えば、母父ノーザンテースト、父サンデーサイレンスで面白配合。コレ絶対根性の法則。


【面白配合のポイント】

96は面白がなければ最強馬生産は不可能だった。なぜなら面白にしか到達できないスピードの領域があったからだ。PS版ではそんなことはない。が、確実に底力アップの効果はあるので充分に使える配合だ。


【無難な配合】

面白とインブリードがないとほぼ強い馬が生産できなかった「96」とは違い、PS版では無難な配合でも結構強い馬は産まれる。無難な配合が良いというよりも、面白やクロスの効果が薄れたというべきか...。


【当歳コメント】歳時のコメントは「やんちゃ」、「おとなしい」、「たいへん元気」の3種類がある。「96」では「やんちゃ」でなければ勝負根性が付かなかったが、PS版では3種類すべてから勝負根性がでるので売却しないように。


【2歳コメント】

「性格は少しうるさい」、「脚元に疲れが」、「賢い」、「素質」、「ラチにぶつけてトモを痛めて」などが2歳時コメント。「賢い」とコメントされた馬は、絶対に気性難が出ない。でも無理して見ることもないかもね。


【3歳コメント】

3歳のコメントを見れば、大体の特徴は把握できるだろう。スピードやスタミナは、ある一定以上の能力がある場合にコメントされる。しかし、コメントされたからといって、必ずしも強い馬とは限らない。


【3歳成長コメント】

成長タイプを表すコメントは「早熟」、「晩成」の2種類がある。何もコメントされない馬は「普通Or早熟」タイプだ。早熟は3~4歳に能力ピークを迎え、普通は5歳半ば、持続は4歳半、晩成は6歳後半。


【父似、毋似】

牡馬は父親と毛色が同じ場合のみ、牝馬なら母親と毛色が同じときにのみ親似コメントが出る。牡馬で母似の場合は親似コメントは出ない。その逆も同じ。コメントが出なくても必ずどちらかに似ているのだ。


【親似のポイント】

父似は父(母似は母)の血統中にある(クロスなしでも)インブリード効果を拾うものと言われ、近い血ほど効果が現れやすようだ。インブリードがある場合は父(母父)のパラメーターの影響を受けるようだ。


【距離適正】

距離適性は、産駒のスピードとスタミナに影響を及ぼすパラメーターである。距離適性の上限が長ければ長いほどスタミナが付きやすく、下限が短ければ短いほどスピードがつきやすくなっているのだ。


【ダート】

産駒のダート適性に影響するパラメーター。◎=得意、◎=普通、△=苦手という意味の印で表記されている。あくまでも響しやすいというだけで、△の種牡馬の産駒がすべてダートが下手とは限らない。


【成長】

産駒の成長タイプに影響するパラメーター。早熟、普通、持統、晩成の4種類で表される。早熟タイプの種牡馬の産駒は早熟になりやすい傾向があるということ。絶対に早熟になるという訳ではないので注意。


【健康】

産駒の健康に影響するパラメーター。Aだと丈夫な仔が産まれやすく、Cは体質の弱い仔が産まれやすい。100日はその中間といった感じだ。Aのほうが良いことはいうまでもない。が、あまり神経質になってもねえ。


【気性】

気性の悪い馬は、イレ込んでレースで力を出しきれなかったりするもの。そんな気性に影響を及ぼすパラメーターだ。特にインブリードを使うときには気を付けたい。Cだと気性難の産駒がより多く出るぞ。


【実績】

種牡馬実績を表したもの。このパラメーターは、産駒のスピード、スタミナ、勝負根性に影響する。Aのほうが平均的に能力の優れた産駒を出す。しかし、BやCでも強い馬は出る。あくまで「平均的」にだ。


【底力】

底カ=勝負根性。つまり産駒の勝負根性に影響するのだ。面白の根性100%もAじゃないとできないし、当然Aに越したことはない。BやCの種牡馬は、底力アップのクロスや面白配合で底力不足を補ってやろう。


【安定】

繁殖牝馬の能力を産駒に伝える上で重要なパラメーター。例えば、高い能力の繁殖牝馬を相手にした場合Aの種牡馬は平均的に強い仔を出すのに対して、Cの場合はハズレが多い。Bの種牡はその中間である。


【リース種牡馬】

海外の種牡馬を5年間リースできるというもの。牧場が最大になっていて、その馬のリース料以上の資金がある場合、2月1週にリースのお誘いがくる。リース料は、種付け料の約百倍(種付け料の目安として)。


【種牡馬選びのポイント】

「安定Cの爆発」がなくなったPS版「ダビスタ」では、圧倒的にAが有利になっている。今現在の強い馬を見ても、やはりサンデーサイレンスやRainbow Questなどの産駒が多い。近道をするなら良血馬だろう。


【自家製種牡馬】

牡馬がG1を1勝以上すると、引退時に「種牡馬として●万円で買い手が~」というお誘いがくる。ここで売却すると、その馬の仔が2年以内に2歳馬のセリに登場することがあるのだ。出るかどうかは運しだい。


【再種付け】

PS版では、4月と5月の2回に種付けできるようになっている。たとえ4月に不受胎となっても5月に種付けできるがしかし、Book FuIlになるので4月と同じ種牡馬は付けられない(リース種牡馬ならばOK)。


【牝馬の年齢】

繁殖牝馬は歳を取ると、徐々に受率が落ちて行く、また売却価格も低下するのだ。当然死亡率も高くなるので早めに売却してもよいかも。ちなみに、高齢になっても能力自体落ちることはないので安心。


【隠れた5代目】

繁殖牝馬の血統表は、種牡馬のそれと違い4代目までしか表示されていない。5代目は表示されていなくても配合時はちゃんと影響してくるのだ。5代前の血統が知りたければ「ダビスタ全書」などを買おう。


【繁殖牝馬の能力設定】

繁殖牝馬には、レベル3~10という数値でスピード、スタミナの能力が予め設定されている。能力の高い牝馬であればあるほど価格は高額だ。詳しい数値を知りたい人は「公式ガイドブック」などを買ってね♥


【自家製繁殖牝馬】

自分で生産した牝馬は繁殖牝馬にすることができる。セリで購入できる繁殖牝馬は、最高でも能力レベル10の馬。それ以上の馬は、自分で生産する以外方法はないのだ。牝馬の血統構成も考えながら生産したい。


【繁殖牝馬のポイント】

「96」は気性の悪い繁殖牝馬だと、極端に産駒にスタミナが伝わりづらくなっていた。しかしPS版は、気性の悪い繁殖牝馬でもスタミナが伝わりにくいということはないので、気性の悪い馬でも繁殖に上げよう。


【繁殖牝馬のセリ市】

毎年1月3週と2月3週の2回繁殖牝馬のセリが開催される。1回のセリで出てくる馬は10頭。セリ市が開催される週になると、牧場長が「セリに行きますか」と言ってくるので行くかどうかを選択しよう。


【繁殖牝馬保険】

セリで一億円以上した牝馬は、保険を掛けられる。掛け金は12歳以下だと購入価格の5%。13、14歳は6%、15歳は7%、16歳は8%、17歳は10%だ。死亡すると購入価格全額戻る。18歳以降は保険が利かない。


【2歳馬セリ市】

毎年7月3週と8月3週に行なわれるセリ市。ここでは、すでに2歳となった馬を買うことができる。海外種牡馬の仔も出てくるぞ。セリで買った仔がGIを勝ちまくったという事実もある。軽視できない?


【セリ市のポイント】

セリ市でセリ相手がコールした直後にボタンを押してしまうと、牧場長はかなり高い値をコールしてしまう。しかし、相手がコールした後、相手の声が消えたのを確認してからボタンを押せば安値ですむのだ。


【産駒の売却価格】

産駒の売却価格は、その産駒の馬体重によって変化するのだ。馬体重の重い馬であればあるほど売却価格は高く言われ、逆に軽い馬は安くなるのだ。また、牝馬よりも壮馬の方が売却価格は(僅かだが)高いのだ。


【牧場拡張辞典】

繁殖→所有馬→繁殖と拡張すると赤。所有馬6頭収容可能状態で繁殖牝馬8頭所有可能にすると青。繁殖牝馬牧場の最大にすると黒。産駒6牝馬4収容可能状態で温泉を作ると紺、功労馬牧場を作ると緑に。


【100億円貯まると...】

資金が100億円を超えると、牧場長が突然「種牡馬の株を全部買った」と言う。その瞬間から10年間はすべての種牡馬が種付け自由になるのだ。さらにその10年間に100億円稼ぐと何者かに50億円取られてしまうのだ。


【白毛ちゃん】

馬の毛色のひとつで、自家製繁殖牝馬からしか産まれない。PS版では白毛が産まれやすいので、そのありがたみは「96」ほどではない(?)。しかし、自毛の牝馬は未だ発見されていない。見つけたら報告してね~。



基本情報がみっちり書いてありました。


では、また。

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